12月23日(木)
☆ 2000年の卓上カレンダーはあっという間に在庫がなくなりました。よって注文を締め切りましたが、アイ・ピーにはいまだに問い合わせがあると聞きました。今年は少部数しか刷らなかったのです。手に入れることが出来なかった皆さま、本当に、本当に申し訳ありません。。。
実は、この僕も忙しさにかまけてアイ・ピー足を運んでいる暇がなく、ついついもらいそこねていました。書店での売れ残りを求めて、僕を含む関係者の間でも争奪戦を演じているのが現状です。
☆ デジタルカメラは毎日のように使っています。先日サービスセンターに足を運んだ折、ソフトのバージョンアップをしてもらいました。これにより、いくつかの不備が改善されました。そう、デジタルカメラのいい点は、このようなバージョンアップによってどんどん使い勝手がよくなっていく点なのです。
☆ どの家にもある広辞苑は、いったい一年のうちに何回使うのだろう…と先日ふと疑問に感じました。
わからない言葉があれば机の上に常備している小さな辞書で事足りるし、コンピューターのハードディスクの中にも国語辞典がインストールされているので、起動している時はそれで調べてしまう。
広辞苑って確かに辞典の最高峰ですが、この「重さ」がネックになっているんですよね。だからついつい使用をためらってしまう。だからこそ、CD-ROM版広辞苑はいいなと思います。様々なCD-ROMソフトがありますが、広辞苑こそ日本が世界に誇れるソフトではないでしょうか。
広辞苑を手にしていつも不思議に思うこと。それは背表紙にあるみみず腫れの模様です。僕の広辞苑だけかなと思ったらどうやら違うらしい。すべての広辞苑に同じ模様が入っています。これって一体何の模様?
☆ 相変わらずネコとの戦いを演じています。
ベランダにはすでにペットボトルを5個も並べましたが、ネコは相変わらずその隙間に○○○○をするのです。朝起きて水たまりを見つけ、「あーーーーーーっ!」と叫んでばかりいます。僕は犬派(特に柴犬)で、昔からネコはダメでしたが、この一件でますますネコから気持ちが離れました。
ある人に相談したら、「ネコよけスプレー」が売っているのでそれを使ってみたらどうか、というアドバイスを受けました。
早速ペットショップに走ろうと思います。
12月20日(月)
☆ 先日、ある写真コンテストの審査員をしました。(このコンテストの情報をホームページ上で流そうと思っていましたが、気がついた時は締め切り日が過ぎていた…)
大テーブルに並べられた何千枚という写真をつぶさに見ながら、他のカメラマン2人と「これがいい、あれがいい」と言いながら入賞者を決めていったのです。
コンテストに入賞するコツ、それは自信作を1点だけ送るということです。
1人、Aさんというすごく写真がうまい人がいて、自信作を5点も送ってきました。どの写真も審査員が唸るほどの出来栄え。でも、たくさん写真を見せることにより、かえって個々の写真が弱く感じられ、結局その中の1点が佳作になりました。もしAさんが、ベストショット1点だけに絞っていたなら、間違いなく銀賞か銅賞だったと思います。
懸賞でも、10枚のハガキを書くより1枚のハガキを心込めて書いた方が当たる確率が高くなると言われていますが、自分が審査員をしてみてその意味がよくわかりました。
ちなみによく編集部へ行くと、懸賞ハガキの当選者選びをしていますが、ハガキが入った箱の中に手を入れて、闇雲に当選者を選んでいるなんてことは絶対にありません。1枚1枚のハガキにすべて目を通し、感想などが書かれているハガキ、つまり選ぶ人の心に響いたハガキだけを当選にしているのです。同じハガキを10枚も20枚も書いてくる人は、たぶんはずれますよ。
12月11日(土)
☆ ある一つの物を徹底的に選んで買うことが、ぼくの趣味と言えば趣味です。
シャープのザウルスか、IBMのワークパットか、そのどちらを買うか、3カ月前から悩んでいました。
使い勝手からするとシャープですが、海外で模範に使うとなると日本仕様のモデムが心配…。ワークパットは、文字入力が特殊な記号を使うので、なんだか慣れるまで難しそう…。
何度も販売店に行き、ショールームにも足を運び、友人・知人など30人あまりの意見を聞き、そして自分なりにどちらがいいかを検討してみましたが、最終的には「どちらも買わない」という結論に達しました。
色々な人の意見を総合すると、どうやら今は「パーム」を買う時期ではないらしいのです。
業界情報に詳しい友人は揃ってこう言います。2000年、つまり来年はどうやらパームが花開く年になりそうだ。ソニーをはじめとする各メーカーからどんどん新機種が出てくるだろうし、マックからも純正のパームが出てくるはず…。
言われてみれば確かにそうですよね。ワークパットがこれだけ売れているわけですから、他社が黙って見ているわけない。マック純正のパームが出れば、マックユーザーの僕としては、それがベストなわけです。
☆ メールソフトは、今までクラリスメールを使っていましたが、ご存じのように、数年前に会社がどこかに買収されたのを機に、事実上、クラリスメールというソフトはこの世からなくなりました。でもあまりに使いやすいので、これをずっと使い続けていたというわけです。
でもついに、クラリスメールからアウトルックに乗り換えました。
アウトルックのバージョン5は素晴らしいソフトです。特にクラリスメールは、企業のサーバから送られてくるメールの文字化けが多かったのですが、アウトルックにしてからはそれがなくなりました。
それにしても、マイクロソフトのふところの厚さには恐れ入ります。これだけのソフトを無料で配ってしまうわけですから。
☆ 近頃銀行に行くと、行員の人たちの態度がすごく丁寧なのに驚かされます。特に案内係の人が「いらっしゃいませ、ありがとうございます…」とやけに低腰。
挨拶はそこそこでいいので、それ以上にもっと銀行の使い勝手をよくして欲しいな、と僕は常々思っています。
日本の銀行のATMはようやく土日も使えるようになりましたが、そんなの海外では10年も前から当たり前の話。プリンス・エドワード島のかなり田舎の食料品店にあるATMだって、365日、それも24時間使えます。(日本はまだ24時間は少ない)
加え、窓口が午後3時に閉まってしまうというのも納得できません。僕は高校生くらいまで、行員は3時に仕事を終えて帰ってしまうとばかり思っていました。もちろんカナダでは、夜8時まで窓口がオープンしている銀行がたくさんあります。
ただ、カナダの銀行のユニークな点は、よくお金の計算を間違えることです。僕も両替の折、得したり損したり…。でも銀行の内部ではそれほど問題になっていないようです。
銀行で働く友人が何人かいるのですが、日本の銀行では1円でも間違えると大変なことになると言っていました。
「もし、数円の単位でその日の計算が合わなかったら、こっそり自分の財布からお金を足しておけばいいじゃん、オレだったら絶対にそうするけど」
と僕が言ったら、
「ばか、そんなわけにはいかないんだよ。吉村はうらやましいよ、それで許される世界に生きているから…」
と言われてしまいました。
僕は絶対に銀行員にはなれないと思います。
☆ 一週間が一日のような生活です。だから数ヶ月前から小説やエッセイのたぐいは一冊も読んでいないし、映画も観ていないし、写真や絵の作品展すら行っていない…。これじゃあいけないと思い、先日打ち合わせで銀座に足を運んだ折、駆け足で幾つかの個展会場を回ってみました。
その中で一つ、とてもいい作品展がありました。作品はとても未熟でしたが、作品や文章からその人の創作に対する「意気」を強く感じたのです。
僕は、写真でも絵でも小説でも、その作品を通して、それを生み出した作家の人間性がわかるような作品でないと好きになりません。だから、たとえ巨匠と呼ばれているような人でも、どこか商業的だったりすると、世間が認めても僕は、「なんだか嫌だな…」と感じてしまうわけです。
帰りがけに本屋に立ち寄りました。銀座の大通りにある教文館という本屋さん、僕の好きな本屋の一つです。
資料関係の本をいくつか買い、写真集売場で前から欲しかった谷川洋一氏の写真集『湿原の宇宙』を買いました。これは実に素晴らしい写真集です。
12月6日(月)
☆ CSテレビの旅チャンネルで、アトランティック・カナダの特集番組が放映されるとか。その番組のナレーションの仕事が入ったので、先日東京のスタジオで収録しました。
「写真家が一体なにやってるの…」と、皆さんに言われそうですが、「20〜30代は入った仕事は何でもトライしてみる」というのが僕のポリシーなので、これはこれでいいのです。とてもいい勉強になりました。
今はやりのCS放送って、(実際、僕にもよくわからないのですが…)、スカイパーフェクトTVやデレクTVと契約すると見ることが出来るそうです。
12月3日が最初の放送で、来春までに5〜6回は再放送されるとか。「見たよ」とメールを時々頂きますが、まだ本人は一度も見ていません。
☆ カレンダーに関して、たくさんのメールを頂きました。
一番多かった意見は、「もっと大きいカレンダーを作ってよ!」というものでした。
皆さんのお気持ち、よーくわかります。僕自身も大きなカレンダーを作りたくて仕方ありません。でもあの大判のカレンダーって、高級車一台分くらいの製作費がかかるのです。だから当然自分では無理。小さなカレンダーだって製作費はかなりのハイプライス。だからこちらも自分では無理。よって、企業や出版社に頼らざるをえないのです。たとえ小さくても、カレンダーが形になるだけでも幸せなことなのです。
いつの日か、「吉村和敏・オフィシャルカレンダー」を作りたいな、という夢があります。写真展に使ったようなベストショットを使い、クオリティーも高くして、もちろん大判にする……。10年後くらいかな。
12月4日(土)
☆ 「ある事」を発表しますの「ある事」とは、写真集です。もう皆さんにバレバレですが、2000年4月に、プリンス・エドワード島を12年間撮り続けた集大成の写真集を、ある出版社から出します。写真集に関しては、また別の機会に詳しく書きます。
この写真集とは全く関係のない別の「ある事」を、来年の2月か3月頃にこのホームページ上で発表します。(きっと皆さん驚くでしょう…)
11月28日(日)
☆ 自分は写真家なので、本屋に行くと必ず写真集売場を覗くようにしています。今年出版された写真集の多くが、立ち見で十分といった感じですが、どうしても手に入れたい写真集があります。それは前田真三全集と、星野道夫全集です。
北海道には前田さんの写真美術館がありますが、僕はまだ一度も足を運んだことがありません。国内で、是非訪れたい場所の一つです。
☆ 美しい部屋のカレンダーに関して、幾つかメールが届きました。意外と人気あるのが9月の朝景の写真。もし自分で写真選びをしていたら、この写真は絶対に世に出てこなかったでしょう。やはり編集者の視点って、すごいなあと思いました。
11月の紅葉の写真、写真展に来てくれた人やポストカードが手元にある人は気づいていると思うのですが、このカレンダーの写真の中にはネコがいません。そう、全く同じアングルで、ネコバーションとネコなしバージョンがあるのです。
☆ 最近、カナダを訪れる多くの若者が、ノートパソコンやモバイルを持っていきます。現地にアクセスポイントがあれば、インターネットが出来るわけですが、一つだけ注意しなければいけない点があります。それは、あくまでメールの送受信だけでにとどめ、インターネットの長時間の使用は控えるということです。
日本国内で買ったコンピューターに内蔵されているモデムはあくまで日本仕様なので、電圧の違う海外で使うと当然壊れるようにできています。(あの細い電話線にも、110ボルトの電流が流れている)一応接続は可能なので、誰もが誤解しがちですが、それはたまたま運がよかっただけのこと。知り合いでモデムを壊してしまった人が何人もいます。
だから一番いい方法は、海外専用モデムを買うことです。2万円くらいで売っています。僕も近々TDKのカードモデムを手に入れるつもり。
もし故障した場合、たとえ1年以内でも保証がききません。だから、海外で使ったということを隠して修理に出しましょう。(たぶんばれるけど…)
11月24日(水)
☆ 皆様からときどきメールを頂きますが、こちらからは返事をすることが出来ず、本当に申し訳ありません。でも、すべてのメールにきちんと目を通しています。
その中で、「今年はカレンダーなど、どんどんと形にしていますねえ〜」というメールが一通ありました。
いや、決してそんなことはないですよ。プリンス・エドワード島に関する作品は、数年前の方がもっとたくさん形になっていました。そう、ただ皆さんに情報が行き届かなかっただけなのです。そう考えると、インターネットって、すごいメディアだと思います。
写真家は、自分が撮った写真を貸し出して収入を得ています。だから、もしすべての写真発表をこのページで列挙すれば、1ページでは足りないでしょう。
東京では商品の撮影もしているので、皆さんが普段何気なく見ている広告やパンフレットも、僕が撮った写真があるかもしれません。ちなみに先日は、お菓子カタログの撮影をしていました。
☆ 東京で事務所として借りっぱなしにしているマンションにはベランダがあります。そのベランダの所々に、この1年間、妙な水たまりがありました。エアコンの室外機からの水漏れかな、とずっと思っていたのですが、ある晩、不意にカーテンを開けた時に野良猫と目が合い、一瞬にしてその水たまりの原因が判明。そう、つまりネコのアレだったのです。1年間もそれに気づかなかったとは…
「あー!」と発狂した僕は、翌日、何本ものペットボトルを買ってきて、それをベランダのありとあらゆる場所に置きました。今でも、ネコとの熾烈な戦いを演じています。
たぶん田舎で暮らす人にはこの状況がよくわからないと思いますが、コンクリートジャングルの東京は何かと大変なのです。
☆ マックのパワーブックを持ち歩くのは結構大変なので、モバイルを買おうかな、とずっと悩み続けています。各メーカーから色々な機種が出ていますが、でもそれらはすべてウインドウズCE搭載機。もちろん僕は使うことが出来ません。
そこで今、シャープのザウルスを買おうかな、と真剣に検討しています。でも手書き文字入力がどうも使いにくそう。
一応、キーボードが別売りであるらしいのですが、何とそのキーボードは恐ろしく小さいのです。大きめのキーボードを出すと、別の機種が売れなくなるので、きっとこの小さなキーボードで誤魔化しているのでしょう。
マックがモバイルを出さないように、本当に便利なものって、絶対に世に出てこないような気がしています。だからいつも消費者は、メーカー側にうまく操られているような感じ。携帯電話は特にそうですよね。次々と新機種が登場し、消費者はどれを選んでいいのかチンプンカンプン。