個展まであと46日(1999年2月28日)
最近、大中小とありとあらゆる写真展を観まくっています。写真を楽しみながらアイディアさがしをしているのです。
実はまだ、4月に行う写真展の準備をはじめていません。頭の中にはそれなりの構想があるのですが、考えがころころと変わるため、写真の選定やプリント作業になかなか手がつけられないのです。何かを形にする場合、煮詰めれば煮詰めるほどいいといわれているので、この出だしの悪さは別に気になりませんが、焦ってもいます。
写真展巡りをしている最中にふと、僕はこんなことを考えました。「写真家は、個展会場にいるべきか、いないべきか」
これは非常に難しい問題で、仕事仲間や友達に意見を求めても、「いるべき派」と「いないべき派」が真っ二つに分かれます。
いるべき派はこう言います。
「写真を観てくれるお客さんの反応がじかにかわるので、それが作品を生み出していく過程で大いに役立つはず。だから絶対にいるべきだ!」
いないべき派はこう言います。
「アーティストは作品だけで勝負するの常識。本人は出ないほうがいい。会場にいるなんてもってのほか。だからいちゃだめだ!」
今までいくつかの個展を経験してきた僕にとって、そのどちらの意見もよーく理解出来るのです。まあ、いるかいないかなど写真家自身が決めればいいわけで、僕も個展までには結論を出しますが、たぶんちょくちょく会場へ顔を出すことになるでしょう。
前回のニコンサロンでの写真展、3日目と4日目は「体調を壊した」という理由で欠席しました。一周年を向かえた今、真相を明かします。
何と、写真展初日に食べたカキにあたったのです。そして病院に担ぎこまれ点滴を打つはめに。僕の人生、たとえすべてが順調に流れていても、いつも必ず何かが起こるのです。

・写真カタログのページを追加しました。写真は小さくおまけに低解像度なので、イメージでしかわからないようになっています。それは、プロとして仕事をしている以上、第一の写真発表の場を個展もしくは写真集や雑誌などの印刷媒体にしたい、という強い拘りからきているのです。くれぐれもご理解ください。