カメラの買い方教えます(1999年2月21日)
写真はカメラやレンズなどの「もの」を使って生み出されるアートです。だから写真家は、それらの機材を持つ必要性に迫られます。
写真機材はたいへん高価です。特にプロの使用に十分耐えうるタフな機材は、カメラボディーだけで30万円以上、レンズ1本で20万円はします。いま、高性能のパソコンが10万円ちょっとで買える時代ですが、薄利多売のきかない写真機材はなかなかパソコンと同じようにはいかないのでしょう。
プロにとってもアマチュアにとっても、機材を買うのは実に大変なことです。もしかしたらボーナスがないプロの方が、アマチュアよりハードなのかもしれません。写真家を目指している人は、作家を目指している人の1/10だと言われていますが、きっと「写真は金食い虫だ」ということにも原因があるのでしょう。
カメラやレンズは消耗品です。税の申告では減価償却として計算されますが、僕は立派な消耗品だと思っています。
僕は、写真器材をキャッシュで購入しているわけではありません。まずはローン会社から金を借り、そして機材を購入した後に、毎月少しづつ返済していくという形で手に入れているのです。
月々の支払いを2万5千円までとし、金利が安い10回か12回払いに設定しています。そして全額返済し終えたら、また新たなローンを組むといった感じ。すでにこのスタイルを11年間続けています。
さて3月28日を最後に、昨年6月からの返済分が終了するのです。次ぎにどんな機材を買おうかとあれこれ検討した結果、ペンタックスNEW6×4.5カメラと、SMCマクロ120ミリレンズを購入することに決めました。もちろん月の支払いは2万5千円に設定します。
この僕でも、数年前のバブリーな頃は写真機材をどんどんキャッシュで買うことが出来ました。東京にさえ戻って来れば、撮影の仕事がいくらでもあったからです。そう、いま手元にある4×5カメラやストロボ機材……何を隠そうバブルの産物なのです。

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