プリンス・エドワード島の観光シーズン
Prince Edward Island

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よく「どの時期に島に入ったらいいですか」という質問を受けます。
すべての季節にそれぞれのよさがあり回答が難しいのですが、特にお勧めなのは 6月下旬から7月にかけてでしょう。
この時期は春から夏に変わろうとするまさに境目、草原も森も鮮やかな緑に彩られ、 島のいたる所にワイルドフラワーの花畑が姿を現します。 大気に透明度があるためか、 澄み切った青い空、紺青の色をたたえる海や入江が見事です。

8月はあまりお勧めできません。
花の種類が少なくなり、また、世界中から 観光客がどっと押し寄せるため、素朴な島が随分と騒がしくなるからです。

むしろ夏よりも10月初旬の紅葉の時期がいいでしょう。
うまくピーク時にぶつかると赤や黄色に染まった美しい森を見ることができるはずです。

ほんとうの島の姿にふれたいと希望するならばそれはもちろん冬、特にクリスマスのシーズンがお勧めです。
この時期島に訪れる観光客は数えるほど、あいているお店も少なく観光には適しませんが、 だからこそ島で暮らす人々の真の生活を知ることができるのです。

月別の案内
1月JANUARY
クリスマスのイルミネーションは第一週の土曜の夜まで楽しめます。
雪は降ったり止んだりの繰り返し、よく雨も降ります。
スノーストームと呼ばれる激しい雪嵐がやって来ると外出は不可能です。
でも嵐が去ったあと、島のすべてが雪に埋もれた光景は見事です。
2月FEBRUARY
冬のなかでも特に厳しい時期です。
外気温が−20度近くまで下がることもしばしば、そんな日は木々に樹氷が付着することもあります。
郊外の丘では、クロスカントリーや橇遊びを楽しむ島の人たちの姿をよく目にします。
3月MARCH
冬はまだまだつづきます。
海もびっしりと雪や氷で埋め尽くされています。
島で暮らす人々もそろそろ長い冬にうんざりしているころ、 長期の休暇をとり暖かい地方に脱出する人もいます。
この時期、竪琴アザラシの赤ちゃんを見に行くツアーがスタートします。
4月APRIL
春の気配を感じさせるような暖かな日射しが降り注ぎ、 島を覆い尽くしていた雪は徐々に解けていきます。
しかし、この時期に大雪が降ることもしばしば、油断はできません。
下旬になると雪は完全に姿を消し、郊外の畑は雪解け水を含んでドロドロの状態になります。
5月MAY
まだ緑が少ないためか、見ていてとても退屈な風景です。
しかし森のなかにはメイフラワー、湿地帯にはリュウキンカの可憐な花が咲き乱れ、 確実に春の訪れを伝えています。
15日をすぎると木々の芽吹きがはじまり、草原はタンポポの黄色い花で埋め尽くされていきます。
6月JUNE
春は駆け足で深まっていきます。
島に一つだけあるリンゴの果樹園が花で満開になるのは10日前後。
中旬から下旬にかけてたくさんのワイルドフラワーが開花し、島のあちらこちらで大きな花畑を目にします。 ルピナスの花が満開になるのもちょうどこのころです。
7月JULY
花にはまだまだ勢いがあり、ジャガイモ畑、麦畑はますます緑を色濃くしていきます。
学校はすでに長い夏期休暇に入っています。
自然のなかでおもいっきり遊ぶ子供たちの姿をよく見かけ、気温が30度近くまで上がる日は、 ビーチで海水浴を楽しんでいます。
8月AUGUST
ワイルドフラワーは少なくなりますが、畑ではジャガイモの花が見事です。
観光客が多くなるこの時期、どのギフトショップ、レストランでも多くの観光客を目にします。
しかし20日をすぎると島は徐々に静かになっていき、大気にも秋の気配を感じはじめます。
9月SEPTEMBER
畑の作物は収穫され、刈りとりが終わった牧草地には干し草のロールが 点々としています。
すでに夏の暑さはどこにもありません。
朝夕の気温はぐっと低くなり、ちょうどこの時期に見事なオーロラを目にしました。
10月OCTOBER
いよいよ紅葉シーズンのはじまりです。
年によって多少のばらつきはありますが、紅葉は初旬がピークです。
気温差が激しいためでしょう、森が燃えているといった表現がぴったりの光景。
でも、あっという間に落葉し、美しさもすぎ去ります。
11月NOVEMBER
島の最も退屈な時期といえるでしょう。
草原や森は冬枯れし、緑は極端に少なくなります。
やがて初雪、もしこの島に夏から滞在しているとするならば、あたり一面雪化粧した様を見て、 大きな感動を覚えることでしょう。
長い長い冬のはじまりです。
12月DECEMBER
民家はイルミネーションによって彩られます。
ホワイトクリスマスになるかは微妙なところ、なぜならせっかく積もった雪も、 雨のため解けてしまうことがあるからです。
そして、島の人たち誰もが心待ちにしていたクリスマスがやって来るのです。

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