12月6日〜
今年2回目の写真展が終わりました。いつもの写真展と同じように、毎日レポートを書き、その日の晩にHPにアップロード出来ればよかったのですが、連日別の仕事に追われ、キーボードを叩いている暇がありませんでした。。。

紀伊國屋書店の地下1階に、カウンター式の小さなイタリアンレストランが2軒あるのです。ランチは毎日そこで食べました。どちらのお店が美味しいかは、人によって意見がわかれるそうです。そこで僕は初日にA店へ、2日目にB店へ入り、食べ比べをしてみました。う〜ん、どちらも似たり寄ったりですが、僕はA店の方が美味しいような気がしました。でもB店もとても繁盛しているところを見ると、やはり人の味覚って千差万別なんですね。

日曜日に行ったサイン会は大盛況でした。さてサインですが、谷川氏は詩集ページに縦書き、吉村は絵本ページに横書きで書きました。この些細な違い、皆さんお気づきになりましたか? 実は本のレイアウトに合わせているのです。

「ゆう/夕」と同時に、BOXに入った2冊セットも発売になりました。今回会場で販売しましたが、面白いことに、セットばかりが売れました。すでに「あさ」を持っていた人は、それを誰かにプレゼントし、BOXを保存版にするみたいです。何冊も買っていただき、心より感謝いたします。いつも皆さんにお金を使わせてしまって申し訳ない気持ちで一杯ですが、、、でもこのBOX、もしここに谷川氏と吉村のダブルのサインが入っていれば、きっと何十年後か先、値が上がると思いますよ。実は僕も、谷川氏とお会いするたびに、谷川氏のサインを頂いているのです。吉村事務所の永久保存版です。ちなみに次回のダブルサイン会ですが、1月初旬に神田三省堂書店本店で行う予定でいます。

4年前に出したエッセイ集「輝く季節への旅」を出版社に注文したのですが、5部しか入荷しませんでした。これが最終在庫とのことです。どんな本でもいつかは絶版になるので、こればかりは仕方のないことですね。エッセイ集を持っている皆さん、くれぐれも大切にしてください。

今回もオリジナルプリントを販売してみましたが、中でも大人気だったのはリアライトです。これは額の裏面から白い光を当てシートフィルムを照らす、といった、写真ならでのアート作品です。実は今回が初めてだったため、実験的に18,000円という値をつけてみました。でもよくよく考えてみたら、これでは少々厳しいことが判明。次回から価格を上げるかもしれません。どうやら他の写真家は、25,000円〜30,000円くらいで販売しているようです。

いつもの個展にはあって今回の個展にはなかったものがあります。それは音楽です。ラジカセを持ち込もうと思っていながら、ついついそのチャンスを逃してしまいました。

たくさんの方々から「次回の写真展はいつ?」という質問を受けました。実はまだ未定です。今現在、写真ギャラリーの審査すら出していないので、新規テーマを発表する個展はどんなに早くても2年後になるでしょう。でも、今回のような出版とタイアップした写真展、バートックギャラリーで行ったようなミニ写真展は、どこかで突発的に行うかもしれません。

11月23日〜
ここ数ヶ月間、毎日時間に追われており、何一つとして芸術・文化に接していません。これじゃあいかんと悟り、先日劇団四季のミュージカル「キャッツ」に行って来ました。まずは大崎に新しく誕生したキャッツシアターに入ってびっくり、内部は本当に凄いです! もちろん作品もとてもよかったです。四季のミュージカルはもう完全に本場を越えていますね。中でも一番感動したのは、やはり老猫グリザベラが歌った「メモリー」です。早水さんの歌は心の深いところにしみいる不思議な強い力があり、歌がはじまった途端、自然と涙があふれてきました。やっぱり人間生きていく上で、このような心揺さぶる感動って必要です。「キャッツ」を観に行って本当によかったと思います。

バイブルというほどではないのですが、何度も読み返したことのある本のナンバーワンは、沢木耕太郎の『深夜特急』(1〜3巻)です。単行本で3回読み、文庫になってから4回読みました。ただ文庫は6冊もあるため、本としての作りはあまり好きになれませんでした。前々から『深夜特急』が一冊にまとまればいいなあ〜と思っていたのですが、今年に入って沢木耕太郎全集が刊行されたのを機に、ついに『ミッドナイトエクスプレス(深夜特急)』が一冊にまとまったのです。もちろん速攻で購入。いまは8回目の再読に入りたくてウズウズしていますが、ううう、近ごろ本当に時間がないんです。。。1ページたりとも本を読むことができません。というか、こう時間に追われていると、本の活字を見るのが嫌になってくるのです。きっと日本人はみんな同じですね。早くカナダへ行き、気分を変えて思いっきり読書をしたいです。

『ゆう/夕』の出版を記念し、詩と写真コンテストを実施いたします。前回、ジュンク堂書店主催で行ったコンテストが大好評だったため、今回は版元のアリス館が主催になり、全国から作品の応募を募ることになりました。詳細は本の中に入っている折り込みチラシをご覧ください。もちろん詩の審査は谷川氏で、写真の審査は吉村です。さて、ここで一つ写真の賞を取るコツを教えます。それは、作品自体に思いをこめる、ということです。前回のコンテストで気になりましたが、写真はとてもいいのに、自宅にあるプリンターで適当(いい加減)にプリントしているため、作品自体の見栄えが台無しになっている……、そんな作品がたくさんありました。もちろんプリンター出力でも何ら問題ありませんが、可能な限り綺麗にプリントしてください。写真画質が基本です。審査する側は、「どっちの写真がいいかな〜」と迷った場合、やはり綺麗なプリントの方を選んでしまうものです。いずれにしても、あさとゆうの写真をどんどん撮って、どしどし応募してみてください。吉村を「う〜ん」と唸らせるような傑作写真をお待ちしております。

近ごろ都内で移動を繰り返しているため、昼は大抵外食です。で、先日、久しぶりにマックに入りました。たとえばビックマック一つをとってみても、カナダで食べるより日本で食べた方が数倍も美味しいですね。ケンタやサブウェイでも同じことが言えます。日本人って、やっぱり凄い国民だと思います。

子どもの頃、毎週楽しみに観ていたテレビアニメは「未来少年コナン」でした。ついにNHKの教育で再放送がはじまりましたね。「あ〜懐かしいなあ〜」と呟きながらコナンを観るのが、最近のちょっとした息抜きです。

さて、いよいよ25日から写真展がはじまります。今回は、「あさ/朝」「ゆう/夕」の出版を記念した「オリジナルプリント展」という形になります。絵本ページに紹介している32点のオリジナルプリントをすべて展示し、この他にも、写真の中に谷川氏の詩を入れ込んだ全紙サイズの額5点を用意してみました。前回同様、すべての写真を販売いたしますので、ご希望の方は声を掛けてください。

写真展やネット通販で、オリジナルプリントをご購入された方々、その後不具合はありませんか? 写真の歪み、額の破損など、もし何かありましたら、写真展の時にお持ちいただければ、こちらで責任を持って対処いたします。

11月1日〜
帰国早々横浜で講演会があり、約40人の前でカナダ、プリンスエドワード島のことを語ってきました。場所は開港記念館、このようなクラシックな建物がまだ残っているのですね、感動しました。担当者によると、ここは市の施設のためとても安く借りることができとか。いつの日か行うであろう吉村事務所主催の講演会で、是非使ってみようと思いました。

「あさ/朝」の姉妹版「ゆう/夕」が、11月25日頃に形になります。これと同時に、「あさ」「ゆう」2冊がセットになったスペシャルBOXも発売されます。昨日デザインをチェックしてきましたが、アッと驚く洒落た装丁でした。これはまさにクリスマスプレゼントに最適!です。僕もたくさん買うつもりでいます。

出版物の原稿入稿は無事に終わったのですが、このところ撮影の仕事が多く、移動ばかりを繰り返しています。ある仕事で、横浜のちょっと先へ週に1度は足を運んでいます。また来週にはまた別の仕事があるため、久々にレンタカーを借りて信州に入ります。

ついに我が家も普通紙ファックス機を導入しました。どれを買おうかと随分と迷いましたが、まず除外したのは今流行っている3〜4万円台の複合機です。これは一見便利そうですが、インクジェット方式のため、しょっちゅうコピーを取ったりファックスを受信したりしていると、インク代だけであっという間に本体の価格を上回ってしまう結果となるからです。そこで、レーザータイプの小型機をあれこれとさがしてみたら、キヤノンとブラザーの2つのメーカーから出ていました。でもキヤノンはプリンター機能がウインドウズ専用。よって、必然的にブラザーになりました。ファックスとコピーとプリンターが一つになったMFC-8820Jという機種、使い勝手は上々です。僕のような自宅で仕事をしている人間にはまさにぴったりといえるでしょう。さて、どうして普通紙ファックスに拘ったかというと、答えは簡単。たとえEメール全盛期でも、実によくファックスを使うからです。たとえば本の中に入っている愛読者カードがありますよね。これはまず編集部に届くわけですが、ある程度枚数がたまったら、著者の自宅へファックスで送られてくるのです。でも受け取る方が感熱紙だと、数年後に文字が消えてしまうので保存版にはできません。やっぱり普通紙、それもレーザーファックスでなければダメなのです。

みなさんから日々たくさんのメールをいただきます。本当にありがとうございます。吉村はきちんと読んでいますよ。多い時で1日20通以上も届く日もあります。個々のメールにお返事することができませんが、お許しください。また、相変わらず全世界からウイルスや迷惑メールも数多く送られてきます。こちらは平均して1日100通くらいです。フィルタリングで9割は網に引っ掛かっても、どうしても1割はメールボックスに届く結果となります。これは結構ストレスです。というわけで、写真集やプリントの販売に使っていたsale@〜のアドレスをひとまず休止することにしました。kaz@〜とinfo@〜は今のままで大丈夫です。

写真展の案内状、11月10日にいっせいに発送予定です。吉村が多忙のため、今年のキヤノンサロンの写真展で芳名帳に記された方々の住所入力が間に合いませんでした。今回の案内状はそれ以前に登録された方々に届きますので、ご了承ください。

今回の写真展、「あさ」「ゆう」の絵本ページに使われた合計32点のオリジナルプリントを展示する予定です。加えて、写真の中に谷川氏の詩が入った全紙サイズの写真5点も展示します。凸版印刷が開発したプリマグラフィーという特殊なプリント方式で制作してみました。これは凄いですよ! まさに一見の価値ありです。また、すべてのオリジナルプリントを販売する予定でいますが、今ホームページのプリント販売のコーナーで紹介しているすべての写真も実物(4切と6切)を用意するつもりでいます。

2日間、信州各地を巡り、取材をしてきました。今回も東京からレンタカーを借りて取材先へと向かったのですが、何と安曇野の国道を走っている途中に突然左のフロントタイヤがパンク! 交通量の多い道の路肩に車を停め、タイヤ交換をする羽目に。タイヤ交換は慣れているので10分ほどで終わったのですが、今のスペアはおもちゃみたいな小さなタイヤなので、どうしてもハンドルが取られます。そこで近くのガソリンスタンドでピットを借り、前と後ろのタイヤを交換。その後、注意して中央道をひた走り、東京へと戻りました。営業時間ギリギリでレンタカーを返却、家に辿り着いたらグッタリでした。それにしても人生って不思議です。何か活動する度に、必ずトラブルもついてまわります。そんなトラブルにいかにして打ち勝っていくのかが、勝敗のわかれ目なのかもしれませんね。

写真集も写真展も、発売日や開催日が決まると、いついつまでにポジを入稿しなければいけないという締め切りがあります。一昔前は余裕を持って入稿できたのですが、近ごろはダメ、写真も原稿もいつもギリギリで入稿しています。時間に追われながらも、仕事の打ち合わせで人と会ったり、撮影をしたり、歯医者へ行ったりしているので、近頃夜になる度に、「ふ〜、どうにか今日もすべての予定をクリアーした……」と呟いてばかりです。毎日毎日、ホント時間に追われているんです。写真家って、実に「行動」が多い職業です。よって、大抵2〜3人のアシスタントを連れているのが普通です。僕もそろそろ誰かにヘルプを求めようかなあ〜と思っている今日この頃です。