6月のカナダ取材記
●成田ートロント直行便は大人気の路線です。案の定、夏の観光シーズン前だというのに満席状態でした。20歳の頃からずっとカナディアン航空、エアカナダのゴールドメンバーだったのですが、今年からノーマル会員に格下げです。なぜなら昨年はノースウエストばかりで、一度もエアカナダを使わなかったからです。で、このマイレージのサービスですが、近頃かしこい人は、たまったポイントで無料航空券を取得するのではなく、電子マネーのエディに切りかえ、現金として使っているとか。4〜5回海を越えれば、10万ポイントはあっという間にたまります。つまり約10万円の買い物券。なるほど、確かに航空券なんかより、こちらの方がはるかにお得ですよね。(今、ANAはエディですが、この冬、JALとJRスイカも提携します。これは凄いことですね!)
●トロントで入国審査。アメリカほどではないにしろ、カナダの入国もそれなりに厳しいです。特に男一人の場合、必ずイミグレーションの別室に回され、色々な質問を浴びせられます。問題がなければすぐに入国のスタンプを押してくれるのですが、帰りの航空券を持っていることはとても大切。昔は片道航空券だけでもOKでしたが、今の時代、リターンチケットがなければまず入国は不可能でしょう。あと、必ずといっていいほどカナダでの滞在先を質問してくるので、別に泊まる予定がなくても適当なホテル名を用意しておいた方がいいでしょう。
●まずはケベック・シティに入りました。城壁内にあるホテルに4泊の予定でチェックイン。いつも部屋に入ると真っ先に行うこと。それは通信の確保です。海外に出てしまうと、仕事関係はすべてメールのやり取りになります。だから、パソコンが問題なくインターネットに繋がるというのは、とても大切なことなのです。プロバイダーから提供されたケベック・シティのアクセスポイントに電話を掛けると、難なく接続に成功。2日間でたまっていた15通の仕事関係のメールをゲット。ホッと一安心です。
●翌朝から早速写真撮影をはじめました。今回この街で使うカメラは、ペンタックス*istDというデジタルカメラです。機動性にすぐれ、画質も申し分なく、僕が特に愛するカメラの一つです。今回、このカメラで撮影した風景写真は、数ヶ月後にある雑誌に発表予定です。お楽しみに。
●街中のいたる所で、工事をしている光景を目にします。お城のようなシャトーフロントナックホテルも外壁工事をしており、西側の壁にやぐらが組まれていました。7、8月の本格的な観光シーズンを前に、悪いところはすべて直してしまおう、という行政の判断なのでしょう。世界遺産として登録された古く美しい街並みをそのままの姿で後生へと伝えていくということは、それはそれで大変なことなのですね。いずれにしてもシャトーが修復中のため、今年、ケベック・シティの全景の写真は諦めました。
●海外に出ても忙しさにかわりはありませんが、それでも日本以上に自分の時間が持てるようになります。そんな時は、趣味の一つである読書をします。今回もちょうど10冊の本を持ってきました。すべてハードカバーで、人からは「お前はアホか」と言われますが、カメラ機材と比べれば、10冊の本なんてたいした重さではありません。飛行機の中では内田康夫の『イタリア幻想曲』を読みました。内田氏の本はすべてチェックしていますが、『イタリア〜』は初の海外を舞台にした作品。早く読みたくて仕方ありませんでした。やっぱり内田氏は天才。国内の事を書いてもすごい作家は、海外の事を書いてもやっぱりすごいですね。すぐに読み終わったので、その後に白石一文の『すぐそばの彼方』を読みました。政界の事など全く興味がない自分ですが、白石氏の作品もすべてチェックしているので、この作品も読む必要性があるのです。白石氏も、他に類を見ない天才作家だと思います。
●4日後、ダウンタウンのハーツでレンタカーを借り、350キロほど離れたローレンシャンへ向かいました。一度も休憩せずに車を走らせたら、3時間20分で到着。まずはサンジョビットのティムホートンでコーヒーを飲んで一息つき、その後、町はずれにある定宿にチェックインしました。オーナーのおばさんと約半年ぶりの再会です。
●カナダで暮らしている時は毎日のように早起きをして、「朝」の表情を撮りに出掛けます。この時期、太陽が顔を出すのは5時ちょっと前。よって4時頃から明るくなるので、3時半には宿を出なければなりません。これを毎朝続けるのはかなりしんどいのですが、目を見張るような美しい朝の光景と対峙したりすると、ああ早起きをしてよかったなあ〜としみじみ感じるのです。ちなみに今日も朝3時に起き、州立公園内の湖へと出掛けていきました。
●カナダのB&Bやモーテルは、市内通話は無料です。よって、その町にアクセスポイントさえあれば、電話料金が無料でインターネットに接続できますが、でも、大抵田舎の村にはアクセスポイントはありません。長距離電話によって繋げばいいのですが、安宿の場合、オペレーターを通す方式なので、これまた難しいのです。さてどうするか。実は一つ方法があるのです。
Step1
まずは海外に行く前にコーリングカードを取得してください。このカードがないと話になりません。(海外生活ではコーリングカードは必需品、家の電話加入と同時にもらえるので、北米で暮らす人なら誰もが持っています)日本でも、このコーリングカード取得のサービスを何社か行っていますが、僕はトラベルヴォイスアンドネット http://www.t-voicenet.jp/ のカードを使っています。
Step2
宿に入ったら壁にある電話線の穴を探します。そこに分岐アダプターを差しこみ、回線を2つにわけます。その一方をパソコンに繋ぎます。
Step3
次に、パソコンのインターネット接続にある「手動ダイヤル」をクリックします。(ただしこれはマックの場合。ウインドウズはこの機能があるかわかりません)
Step4
電話機を使い、コーリングカードから提供されたフリーダイヤルに電話(市内通話と同じ9発信です)し、番号とパスワードとアクセスポイントの番号を入力します。やがて「ぴ〜ひゃらら〜」といういつもの音が聞こえてきたら、そっと受話器を置き、後はパソコンの認識に任せます。これで接続完了です。
以上、この方式が一番簡単です。おまけに宿には電話代が一切かからず、すべて日本払いとなるので、とても経済的。(友達の家の電話も気兼ねなく借りることができます)ただし現地基地局とパソコンモデムとの相性、長距離通話特有のノイズがあり、よくエラーも発生します。3〜4度のトライで確実に繋がりますが、それでもダメな場合、大都市にあるアクセスポイントに電話してみてください。(ハリファックスやモンクトンより、モントリオールの方が繋がりやすい)
●食事時になるといつも心の底からこう思います。「あ〜弁当が食べたいなあ〜」と。マクドナルド、バーガーキング、A&W、ウェンディーズの各種ハンバーガー、ケンタッキーのチキンやサブウェイのサンドイッチは、人生の中で嫌と言うほど食べてきました。もううんざりです。やっぱ日本人はご飯物か麺類ですよね。ファーストフードは、だんだん見るのも嫌になってきたので、近頃はアトランティック・スーパーストアかソービーズなどの大型スーパーマーケットで食事をしています。ここのデイリーに、醤油風味で焼いたチキンのモモ肉があり、それにポテトグラタン、ベジタブル、ライスの3品を加えると、日本のファミレスで出てくるような「日本食っぽい料理」になるからです。これで4ドル99セント。ファーストフードよりはるかにお得。普段食べる食事の中では、これが一番まとも言えるでしょうか。
●ケベックからモントリオールを経由し、ノバスコシア州のハリファックスへ移動しました。で、いつも通りレンタカーをピックアップしたら、何とまだ4キロしか走っていない新車でした。いままで何百回と車を借りていますが、こんなことは初めてです。車種は、トヨタのカローラよりも燃費がいいと言われているフォードのフォーカスだったので、これまたラッキーでした。カナダの場合、予約の時に小型車とリクエストしても、決まって大型車になるのです。(そもそも小型車は台数が少ない)僕はどちらかと言えば大型車の方が好きですが、取材の時は燃費のいい小型車を選びます。というか、小型車でないと困るのです。最低でも1日500キロは走るので、ガソリン代だけで月5万円は違ってきます。
●1ヶ月の旅でも2ヶ月の旅でも、持って来る下着類は7セットです。時々キャンプなどで自然に入る時は、2〜3日着替えないこともありますが、カナダの場合、たとえ夏でもそれほど汗をかかないので、それほど苦にはなりません。つまり、コインランドリーに行くのは大抵10日に1度。カナダはどの町に行っても、必ずランドリーがあるので、洗濯は苦ではありません。場所は観光案内所で教えてくれます。ちなみに郊外のキャンプ所にもあり、一般の人も使用できます。
●10年前にカナダで暮らしていた時、たくさんの日本人の友達ができました。そのうちの何人かが、偶然にも仕事でノバスコシアに滞在していることが判明。いい機会なので、メールで連絡を取り合い、ハリファックスで合流することになりました。そしてみんなで入ったお店が、ダウンタウンにあるリニューアルしたばかりのイタリアンレストラン。店内は洒落た雰囲気で、どの料理の味も申し分なかったのですが、やはりパスタのゆで方がダメ。3分ほど茹ですぎているため、麺がウドンのように柔らかいんです。みんなで口を揃えて言いました。「せっかくいい線までいっているのに、カナダはいつも惜しいよね〜」と。僕は近頃、世界中を旅している人や、プロのシェフに会うたびに、「もっとも美味しい料理を食べさせてくれる街はどこだと思いますか?」という質問をしてみます。すると誰もが口を揃えて「東京」と答えます。僕もこの意見には賛成。やっぱり日本は凄い国だと思うし、日本人は凄い国民だと思います。
●ノバスコシアで暮らす多くの人が「一度は住んでみたい場所」と憧れるチェスターに足を運びました。確かに美しい村ですが、所々から「お金持ちだけの領域」という気配が伝わってくるので、僕としてはどーしても落ち着かないのです。案の定、アメリカ人の金持ちが別荘として土地や家を買いあさっているとか。ノバスコシアの中では固定資産全が一番高い場所みたいです。
●カナダの田舎でも高速インターネットの普及率は凄まじいものがあります。日本のテレビ番組はほぼ全部観ることができます。よって、現地で暮らしている日本人は、日本で暮らす日本人以上にドラマに詳しくなっています。「冬のソナタ」も高速インターネットで観ており、ストーリーはみんな知っているんですよ。友人のAさんは、「近頃、日本のドラマで面白いものが何もないよね〜」と不満を述べていました。
●リンゴの郷アナポリスヴァレーに入り精力的に撮影していたら、3日目に大雨になりました。完全オフの日と決め、朝からひたすら睡眠です。そう、寝だめです。夕方、ウォールマートやゼラースに行き、商品をジャストルッキングして時間をつぶしました。確かにカナダは物価が安い国ですが、日本と比べ、それほど価格差があるわけではありません。むしろ電気製品は高いくらい、デジカメもフィルムも日本で買った方がはるかにお得です。でも明らかに「安いな〜」と関心させらるのがジーンズです。日本はまだまだ5000円以上しますが、カナダでは19ドル(1500円)ほどです。いつもまとめ買いしたい衝動に駆られます。夜はニューマイナスに映画を観に出掛けました。「サデイアフタートモロー」を観ましたが、近い将来ありそうな話で、まあ、それなりに面白かったです。いかにもハリウッドって感じの映画ですが。
●ハリファックスの郊外にルーツのアウトレットがあるのです。カナダ国内のショップで売れ残った物を寄せ集め、定価の4〜5割引きで売っています。ときどきフラリと立ち寄り、フリースをゲットしているのですが、今日たまたま入ったら店内は人だかりがしていました。バーゲンとかで、すべての商品が7〜8割引き。衣類は9.99ドルです。やっぱカナダ人もバーゲン好き?
●エッセイ集に書いたようなオリジナルツアーはないのですか? という問い合わせが時々寄せられます。いつかはやりたいと思っているのですが、夏場は何かと忙しいため、なかなか実現にいたりません。でも、すでにある既存のツアーに、数日同行する形であれば可能かな、と思い、今回の近畿日本ツーリストのツアーの仕事を受けることにしました。ハリファックス空港でお客さんを出迎え、ノバスコシア、プリンスエドワード島と2日間僕がバスに便乗し、皆さんと行動を共にしました。フェリーでPEに入り、橋を渡って出る、というのはなかなかいいアイディアだと思います。島の観光では、島のツアー会社に頼み込んで特別に2時間延長してもらい、僕が好きな場所、ケープトライオンとインディアンリバー教会とアトランティックスーパーストアの3つを新たに加えました。いずれにしても、僕にとってもグループツアーはとても新鮮でした。そうそう、朝、朝食会場に行くために部屋から出たら、廊下にスーツケースが並んでいたのです。ポーターさんがバスに運び入れてくれるのですね! 僕は大急ぎで部屋に戻りパッキングをしました。グループツアーって確かにいたれり尽くせりですね。
●近頃、カナダ国内でも撮影の仕事をするようになっています。海外で働くことは昔からの夢だったので、仕事の依頼があれば、どんな時でも最優先で受けるようにしています。仕事の前には、担当者と何度もメールでやり取りがあるのですが、僕はしゃべりは出来ても書くのがとても苦手。だから英文のやり取りはホント大変です。いつも1通のメールを書くのに15分は掛かり、それも会話をそのまま置き換えたような滅茶苦茶英語。それでも仕事の打ち合わせが出来てしまうのが不思議ですが、誰か英文科卒の有能な秘書が欲しいなあ〜といつも考えています。で、ツアーのお客さんを見送った後、すぐに政府観光局の仕事に入りました。担当者のポールは「Mr.吉村の感性に任せるよ」と言っておきながら、リスト表にはずらっーと撮る項目がいっぱい。カナダ人に大和魂を見せてやるゾ! という思いで、数日間、早朝から深夜まで働きました。睡眠不足と過労で、かなりヘトヘトになりましたが。
●すでに35ミリはデジカメに切りかえていますが、撮影したデータをパソコンやCD-Rにコピーしたり、画像処理を行ったりと、デジタルライフは後処理が多いので何かと大変です。日本に帰ってから、つまり7月はモーレツに忙しくなるでしょう。あ〜気が重いです。
●写真という好きな事を仕事にしているし、フリーランスという立場上、嫌な人とはつき合わなくていいので、日々の生活でそれほどストレスを感じることはありません。でもよくイライラしている原因。それはバッテリーです。カメラやパソコンと、すべてバッテリーで動いていますが、その持ち時間が異様に短いのです。パソコンだとせいぜい2時間、デジカメEOS-1Dsだと1日が限度です。ベストショットが撮れそうな時にデキカメのバッテリーが切れたりすると、ホント、イライラします。もちろん予備のバッテリーを持っていますが、どうやらあと2〜3個は増やす必要がありそうです。知り合いの動物カメラマンはEOS-1DMark2を使っていますが、バッテリーを7個も持っていました。夜は部屋に戻ったらまず充電。友達の家に行ったら充電。1回の取材中に充電を何百回と繰り返しています。
●今回のカナダ取材でも、ボーダフォンのあ携帯電話を毎日のように使っています。NTTのフォーマも使用可能です。AUのグローバルパスポートは、まだアトランティック・カナダでは使用不可能で、通話料も高いので、あまりお勧めできません。やっぱり海外に出たらボーダフォンが一番なんです。プリンスエドワード島でも、もちろん通話は可能ですが、シャーロットタウンと空港周辺に限られます。
●戦争の影響なのか、ガソリンの値段が上がっていました。普通車で満タンにすると40ドル前後。日本とほぼ同じです。島にいる時でも毎日500キロほど車を走らせるので、仕事が終わる夜にセルフサービスのあるスタンドに行き、ガソリンを満タンにしています。
●長かった1ヶ月間の取材も終わり、あっという間に最終日です。ケベックシティでの取材が、遠い昔の出来事のように感じられます。最終日、いつもはショップを回ったり、映画を観たりして過ごすのですが、今回はやり残した撮影の仕事に追われました。その後、今日から全米で封切られた「スパイダーマン2」を観ようかと思いましたが、明日は朝6時発の便を捕まえなければならないので、諦めました。
●ホームページの更新がなかなか出来ず、スミマセンでした。いま、東京ですので、今後、週に一度は更新するように心がけます。
6月8日〜
●熊本の白水郷美術館で講演会を行いました。この美術館、個人が建てたものらしいのですが、堂々とした造りで、デザインも凝っており、中庭の景色も美しく、とても素晴らしいアートスペースです。僕は一歩足を踏み入れた途端気に入ってしまい、いつかこんな感じの写真美術館を持ちたいなあ〜という夢が膨らみました。中には喫茶店もありますので、近くにお住まいの方は是非立ち寄ってみてください。
●僕は九州が大好きです。友人も多いため、二十歳の頃から今日ま毎年のように足を運んでいます。一度、福岡に移住しようかな、と考えたこともあります。僕の友人は職を変え、今はツアーコンダクターとして活躍しています。九州のいたる所に足を運んでいるらしいのですが、秘境に入って自然と接していると、不思議なエネルギーを土地から感じ取ることができるそうです。羨ましいですね。いつか僕も体験してみたいです。
●母校田川高校で1学年を対象とした進路指導の講演会があり、新宿発の「あずさ」で信州へと向かいました。考えてみれば電車に乗って松本へ行くのは10年ぶりです。年に4〜5回は松本へ帰っていますが、そのすべてが高速バスかレンタカーでした。(何とバスは電車の半額!)で、しばらくぶりにあずさに乗ってみたのですが、とても快適でした。揺れが少なく、シートのリクライニングも満点です。電車の旅って、ロマンがあるからいいですよね。講演が終わり、実家に立ち寄ることなく塩尻発のあずさを捕まえ東京に戻りましたが、運がいいことに千葉行きでした。そのため自宅側の錦糸町の駅まで一気に来ることができました。
●吉村さんは動画(ビデオ)はやらないのですか?という質問が時々寄せられます。残念ながらやりません。確かに興味はあるのですが、それほど面白みを感じないのです。写真の、つまり静止画の、一瞬を狙ってシャッター押す緊張感の方が好きです。でも、プライベート用にビデオカメラは持っています。機種はビクターのGR-DV5000です。以前ビデオカメラを買う時にどの機種を買おうかなと随分悩みましたが、最終的に選んだのは、最もF値が明るいレンズを持ったこの機種でした。この選択は大正解。家庭用ビデオにしては、びっくりするくらい綺麗に撮れます。やはりビデオもレンズが重要、口径が大きければ大きいほどいいのでしょう。近ごろは3CCDが大流行ですが、家庭用の安いビデオカメラに搭載された3CCDなんてそれほど綺麗じゃないですよね。こう思うのは僕だけでしょうか。
●写真は経費との戦いですが、その中でも結構掛かるのが機材の修理代です。カメラやレンズを頻繁に使っていると、決まって3〜4年で壊れてきます。どのメーカーでもプロ登録(有料)をしておけば、修理代はかなり安くなります。でも、次から次へと機材を修理に出すので、修理代だけで年間10万円はかかります。今年に入ってすでにカメラが3台も故障しました。
●4月〜5月は、写真展や講演会で毎週のように飛行機か電車に乗り、全国各地を飛び回っていました。先日の田川高校での講演を最後に、ホッと一息ついたとこです。明日からカナダ出発まで、滞っていた仕事を一つ一つ片づけていくつもりです。本やDVD、オリジナルプリントをご注文くださった皆様、近日中に発送予定ですのでもうしばらくお待ちください。
●7月初旬に新しい作品集を出版します。「あさ」をテーマにした写真集で、詩人・谷川俊太郎氏との共著です。1年前から準備を進めてきましたが、ようやく形になりました。この本は全国のどの書店にも置かれるため、HPでの通信販売はしないつもりです。今から予約を入れておくと発売日に手に入ります。アッと驚く、とても素晴らしい作品集になりますので、ご期待ください!
●もうすぐカナダ取材に入ります。取材記は帰国後にアップロードします。(ふ〜っ、忙しい。。。。)
6月2日〜
●近ごろホームページの更新が滞っており申し訳ありません。大阪の写真展レポートや、7月1日に発売する本のことなど、書きたいことは山ほどあるのですが、時間がありません。。。昨日飛行機で大阪から戻りましたが、明日午前中の便で九州です。また別の講演会があるためです。そのすぐ後には、信州の母校で講演会です。カナダ取材も間近。出発前には必ず1度は更新しますので、もうしばらくお待ちください。(吉村)
5月18日〜
●生まれ故郷長野県塩尻市で講演会を行ってきました。「夢に勇気を!思いは世界を駆け巡る」という難しいテーマでしたが、1時間半、どうにか話がもちました。写真もお見せしましたが、プロジェクターの性能がよかったので、カナダの風景がとても綺麗に投影されました。最後は質疑応答がありましたが、なるほどな〜と思える質問がどんどんと出されたので、もう少し時間を割けばよかったなと、少々反省しています。
●日本にいる時はホント忙しい毎日で、写真を撮っている時間がない、というのが悩みの種です。でもこれではカメラマン失格なので、近ごろは強引に撮影時間を取るようにしています。で、金、土、日と3日間、レンタカーを借りて信州にカメラを向けてきました。美しい日本の風景は、すでに多くの写真家、アマチュアカメラマンによって撮り尽くされていますが、まだ誰もカメラを向けていないテーマや被写体が眠っているはず。そんな風景ばかりを求めています。
●僕は車を持っていないため、車が必要な時はいつもレンタカーです。日本の道はやっぱりKですね。おまけにKだと1日4000円台で借りることが出来るので、とても経済的。Kを用意しているのは、ジャパンレンタカーをオリックスレンタカーのみ。何と、実家のすぐ近くにジャパンが、東京のマンションのすぐ近くにオリックスがあるのです。事あるたびに「今日、空いてます?」と予約を入れ、三菱のekワゴンをまるで自分の車のように使っています。
●久々に東京に戻りました。また来週から大阪、九州、信州と転々とします。
5月10日〜
●キヤノンサロンの写真展、名古屋会場に足を運びました。来た早々、会場内をチェックしてみましたが、写真の展示方法は東京と全く同じです。異なる点は、写真と写真の隙間が狭い、照明が蛍光灯だけなので若干暗い、この2点のみでした。もちろん名古屋会場は、東京会場と比べ、とっても暇でした。お客さんは、1時間に1人か2人です。名古屋の中心街から離れた場所にあり、流しのお客さんはまず入らないという状況なので、こればかりは仕方のないことなのでしょう。それでも僕がいたときは、「ホームページで知った」ということで、20名ほどの来場者がありました。皆さんとゆっくりお話することができ、とても楽しかったです。4時きっかりに終了。パネルはその日のうちに梱包され、すぐに大阪送りとなりました。今は大阪会場の倉庫で出番を待っています。
●実は、小学校の修学旅行が名古屋だったのです。その時、100メートル道路やテレビ塔を目にし、「すげー!すげー!」と、バスから身を乗り出さんばかりに驚き、感動した記憶があります。そして今回、約20年ぶりに100メートル道路やテレビ塔と接しましたが、当時のときめきはまったく感じませんでした。よって、急遽テレビ塔にのぼるはやめ、栄の街を歩いて回り、時間をつぶしました。
●翌日、三重県の津市まで足をのばし、喫茶店「ティー・コージー」に立ち寄りました。オーナーの結美さんは昔からの親友です。ティー・コージーは完全予約制。でも、連日お客さんでいっぱいになるのです。名古屋や大阪から毎週のようにやって来る常連さんもたくさんいるとか。ファーストフードが全盛期の中、落ち着ける空間を求めている人がたくさんいるのですね。ちなみにティー・コージーは、日本国内で最も成功している喫茶店の一つに数えられています。(結美さんのカリスマ性にも原因があると思うのですが……)いずれにしても、津を訪れた際は、是非ティー・コージーに足を運んでみてください。
http://my.reset.jp/~satofin/tea.html
●日曜日、ある旅行会社のツアー説明会に呼ばれ、今池にあるガスホールで講演会を行いました。例のごとく、自分のこと、アトランティック・カナダに関することを1時間、熱く語りました。集まった人数は約300名。主催者の方に「どのように集めたのですか?」尋ねると、顧客へのDMと新聞広告とのこと。特に新聞広告は、バーンと打ったそうです。講演終了後、何人かのお客さんと接したのですが、その中に、2年前に中日新聞に連載したエッセイと写真の切り抜きを持ってきてくれた人がいました。思わず感動です。
●3日間の名古屋滞在はあっという間に終わりです。夕方、新幹線アンビシャスジャパンに乗って、東京に戻りました。
5月3日〜
●ホームページでメールアドレスを公開している人は、誰もが日々送られて来るウイルスメールに苦しんでいるとか。ちなみに我が家もウイルスの攻撃はすさまじく、1日に150通以上届く日もあります。契約しているプロバイダーではウイルスチェックのサービスがありますが、わざわざご丁寧にも「削除しました」というお知らせメールが届くので、使っていません。(150通削除したら150通のお知らせが届くのです)そこで、300円でウイルスチェックを行ってくれる別会社のサービスを利用しています。99パーセントカットできるので、大変便利です。
●ポストカードの新作が出来ました。連休明けから全国の文房具店に並びますので、是非手にとってご覧ください。今回は、僕が好きな洗濯物の写真や、マドレーヌ島の風景写真も選ばれました。このポストカードは1995年からシリーズ化していますが、何と今では130種類もあるのです。すべてのカードを集めている人が全国に2〜3人いるとか。すごいですね。初期の頃のカードは絶版です。そのため僕自身も持っていないカードがありますので、集めている方はくれぐれも大切にしてください。なお、地方でお住まいの方のために、このホームページで通信販売を行うことも検討中です。
●前回のホームページで枕のことを書きましたが、その翌日、罰が当たったのか、見事に寝違えてしまいました。モーレツに首が痛く、右に曲がらなくなり、結局3日間も苦しみました。年に一度はこんな失敗があるのです。
●先日、旅先のホテルで何気なくテレビをつけたら『冬のソナタ』をやっていました。なるほどこれが今話題のドラマか…と思い、ついつい興味本位で最後まで観てしまいました。どうやらこの中で描かれているのは、ある種の懐かしさとせつなさですね。このような正当派ドラマは、今の日本人には作れないでしょう。でも、どこか「赤毛のアン」に似ているような気が……。何となく日本人女性がこのドラマに惹かれる理由がわかったような気がします。ドラマは、なるほどな、といった感じで、特に惹かれるということはありませんでしたが、音楽はなかなかいいですね。早速CDをアマゾンで購入しました。
●先日、恵比寿にある写真美術館で行われた野町和嘉氏の写真展『祈りの大地』に行って来ました。どの写真も感銘を受けましたが、特にチベットを捕らえた写真が深く心に刻み込まれました。写真でも絵でもイラストでも、素晴らしい作品と接すると、自分ももっともっと頑張ろうという意欲が沸いてくるから不思議です。
●9日は名古屋で300人ほど集まる大きな講演会があるのです。よって、2日早く名古屋入りし、写真展の最終日に顔を出すつもりでいます。7日は朝の新幹線に乗るので、11時頃までには会場に入ることができるでしょう。この日は4時までいます。写真集「光ふる郷」10冊と、DVD「静けさの時間」を5本持っていくつもりです。欲しい方は声を掛けてください。