●表現者として常に心がけていること。それは個展のレベルを落とさない、ということです。98年の「ニコンサロン」→99年の「ペンタックスフォーラム」→02年の「富士フォトサロン」と、少しずつステップアップしてきたわけですが、さすがに4回目となる今回は、激しいプレッシャーを感じていました。でも大丈夫です。今回が一番いい個展に仕上がっています。皆さんを絶対に後悔させませんから、安心してお立ち寄りください。
●今回はオール人物写真です。やはり風景と違い、人物の場合はストレートに観る側の心に飛び込んできます。だから皆さんが写真から何かを感じる度合いは、風景写真よりもはるかに強いと思うのです。そんな意味からも、人物写真っていいな、面白いな、と魅力を感じるのですが、もちろん僕自身、風景写真をやめたりはしません。これから先も撮り続けます。
……というわけで、今日はかなり疲れたので、もう寝ます。
3月29日(月)1日目
●会場内には常に3〜10人おり、とてもほどよい感じのお客さんの流れでした。お昼時も普通です。おそらく金曜日までこんな感じが続きますので、どの時間帯に足を運ばれても大丈夫です。あと朝一は狙い目。10時半頃までは2〜3人ですので、ゆっくりと作品を鑑賞したい方にはお勧めです。いずれにしても最終日となる土曜日は、すごく混雑すると思いますよ。
●訪れる皆さん1人1人と話をするように心掛けているのですが、なかなかうまくいきません。今日話が出来なかった皆さん、本当に申し訳ありませんでした。5分ほど待っていただけると吉村は必ず空きますので、その時に声を掛けてください。
●実際個展を行っている本人からしてみれば、やはり皆さんがどのようにお感じになるのか、大変興味があるのです。特に今回は「人物写真のみ」という大冒険をしているのでなおさらです。どんな些細なことでも結構です。ご意見やご感想は、お気軽に吉村本人にぶつけてみてください。ある意味では、皆さんの一言が欲しいからこそ個展を積極的に行っているとも言えるのです。
●やはり多くの方々と交流するのは楽しいし、勉強になります。だからこそ、他の会場にも足を運ばなければいけないなあ〜とつくづく思います。海外取材と重なる6〜8月の個展は難しいかもしれませんが、名古屋と大阪会場は現在前向きに検討中です。
●DVDにもサインを書くことが出来ますので、ご希望の方はお申し付けください。ペンは銀色と金色の2種類からお好きな色をお選びいただけます。あと今年から、本のサインの右下に押す角印も、小型バージョンが登場しています。気分によって使いわけています。
3月30日(火)2日目
●今日も昨日と同じくらいの人の流れでした。やはり10:00〜10:15と、5:30〜6:00というのは穴場です。今日もこの時間帯は1人か2人だけでした。
●DVDを上映しているプラズマテレビの前は、ときどき人だかりが出来ます。最初、プラズマの位置が少々高すぎるかな、と危惧したのですが、この高さにして正解でした。
●DVDに収録されている神山先生の音楽は、すべて吉村の写真に合わせてお作りいただいたオリジナル曲です。実は1月に行われた録音のとき、僕はパイオニアのスタジオに見学に行きました。楽器を持ったたくさんの人がいたので、今日は別のスタジオでクラシックか何かの録音があるんだな……と思っていたら、何とこのDVDのために集まった音楽家の方々だったのです。「美しき郷」と「カナダ紀行」は、バイオリンだけでも15人くらいるんですよ。あと、○○や○○も何人かいました。(スミマセン、吉村は楽器の名前を知りません。音楽の成績は1か2でした!)いずれにしても、録音のときに生演奏を聴けた僕は幸せ者です。
●個展会場にいて多くの方々と話をしていると、瞬く間に時間が過ぎていきます。気がついたら2時、6時といった感じです。お昼はいつもすぐ側にあるampmでおにぎりやパンを買い、会場後ろの控え室でささっと済ませています。
●お昼時に来た人たちからは決まって、「この辺りで美味しいランチを食べさせてくれるお店がありますか?」という質問を受けます。たぶんたくさんあると思うのですが、僕もこの時間銀座に出ることは滅多にないので、残念ながら知りません。すぐ隣のキヤノンのショールームの女性スタッフの方々に尋ねてみてください。きっと詳しいと思います。
●人物写真の個展、とても評判がいいので、僕自身も嬉しいです。多くの方々から、風景よりも心にグッとくるものがある、と言われます。今回、思い切って個展を開いて本当によかったです。
3月31日(水)3日目
●昨晩の雨はすっかりあがりました。もちろん今朝も5時起床。「今日はコーテン(好天)、今日もコテン(個展)」と、起きた直後に実にくだらないオヤジギャグが出てしまうほど、テンションが高くなっていました。僕は個展や撮影と何かに燃えている時は、1日3〜4時間睡眠でも全然問題ないのです。
●会場では本やポストカードを販売していますが、僕はこのような販売には不慣れなので、いつもおつりが足りなくなり、何度もアルバイトさんに銀行へ走ってもらいます。でも今回は、ポストカードを税込みにしたので、いまのところその現象は回避できています。今朝は久しぶりに銀行に立ち寄り、両替をしました。でもついつい機械操作を誤り、1円玉を10本(50枚入り)も作ってしまったのです。どう考えてもこんなには必要なかったですよね。(笑)1円玉が必要な方はおっしゃってください。会場でいくらでも両替できます。
●今日はお昼時から4時までは結構忙しかったのですが、5時以降はほとんど人が入りませんでした。5時半頃に来られた方はラッキーだったと思います。明日はもしかしたら夕方から忙しくなるかもしれません。
●「吉村さんは板橋区から江東区へ引っ越されたのですね」この一言、実に多くの方々から言われます。江東区での生活も早1年半が経過しました。とても住みやすい区なので、気に入っています。
●キャプションで3箇所も誤植を発見! 明日、作り替えます。(吉村のそのまんまが出ているこんなとことも、個展の良さと言えるのでしょう)
4月1日(木)4日目〜

●朝一に携帯に電話。今日予定していたアルバイトさんが急用でキャンセルになったのです。何人かの友達に電話をしてヘルプを求めましたが、暇な人は見つからず、結局そのまま写真展に突入です。でも午後になって仕事関係の友人が手伝ってくれることになり、どうにか危機を乗り越えることができました。明日も大丈夫です。富士フォトサロンの写真展のときに手伝ってくれた黒澤君がカムバックします。
●今回プラズマテレビを置き写真を流し続けているわけですが、やはりプリントのようなアナログとデジタルの組み合わせって、面白いですね。これぞ今という時代の表現方法なのかもしれません。もしかしたら、小さな液晶モニターをいくつも並べてみるのもいいかも……。暇な時間に開場内を眺めていると、頭の中でどんどんと次の個展のアイディアが膨らんでいきます。
●1時頃、会場の外へ出て外の空気を吸っていると、となりのショールームで働く女性社員とばったり鉢合わせました。財布を手に持っている所から推測すると、ランチから戻ったばかりのようです。いい機会だと思ったので、「近くで美味しいランチを食べさせてくれるお店」のことを尋ねてみました。すると、出てくる出てくる、和食洋食と、この界隈のお店のことをダーッとリストアップして教えてくれました。皆さんもランチでお困りのときは尋ねてみてください。
●ビルの中にある自動販売機の飲み物はなぜか100円です。夕方、この販売機で甘いココアを買って飲み、ホッと一息つくのが日課です。でも今日は、何故かココアだけが売り切れていたのです! 求めていた飲み物が手に入らないときって、心底がっかりしますよね。
●「間違えて富士フォトサロンに行ってしまいました!」何人ものお客さんからこう言われます。今回、スペースの関係で案内状に地図を載せることができませんでした。道に迷われたみなさん、本当に申し訳ありません。
●予想どおり、今日は5時以降が大変混みました。仕事関係の人も5時半頃に集中したので、僕は息つく暇もないほど大忙しでした。
4月2日(金)5日目〜
●今日は朝から夕方までひっきりなしにお客さんが訪れました。僕は息つく暇もなかったので、かなり体力が消耗。。。写真展が終わってからも用事があり、たった今、自宅に戻ったところです。これからどーしても終わらせなければならない仕事が2つあります。よって今晩のHPの更新は休みます。スミマセン。。。(皆様からの感想のみにとどめました)
明日はいよいよ最終日、まだの方は是非お立ち寄りください!
(でも会場内は大混雑すると思います。どんな状況になってしまうのか、少し不安ですが。。。)
4月3日(土)6日目〜
●朝から快晴。今日は混むだろうなあ……と予測していたら、やっぱり10時にシャッターを開けた直後からお客さんが入りはじめました。11時半頃まで会場内には常に15〜20人はいる状態。今日は大変なことになるな、と思った矢先、面白いことにお客さんの流れがプツリと途絶えたのです。それから1時半頃まではポツリポツリ。あれっ?と思わず拍子抜けしてしまいましたが、1時45分を過ぎたあたりから途端に混雑しはじめ、それが4時までずっと続きました。でも、混雑といっても会場内には20〜30人ほど。人の頭で写真が隠れてしまう、という状態ではなかったので、一安心です。
●今日の午後はずっとサイン書き状態だったので、ゆっくりとお話することが出来なかった皆さん、申し訳ありませんでした。。。
●時々、ご自宅にある写真集を持参し、サインを希望される方がいます。そんな方々はとても申し訳なさそうに、「あの……」と頼み込んでくるのですが、僕の方は全然気にしませんよ! いくらでも書きます。5冊でも10冊でも持ってきてください。
●ある日、神山純一先生もお立ち寄りになられました。その時に偶然DVDをお買い求めになったある女性の方は、何と神山先生と吉村のダブルのサインをゲットできたのです! すごくラッキーですよね。ちなみにこのDVDソフトは、秋葉原の石丸電気などの大手ショップには置いてあるみたいです。欲しい方はお問い合わせください。今後、僕のHPでも通信販売を行う予定でいます。あと2〜3週間ほどお待ちください。
●個展には、日頃お世話になっている仕事関係の方々もたくさん足を運んでくれます。出版業に携わる人々は、毎日のように深夜まで仕事をし、常に入稿に追われ、まさに息つく暇もないほどのハードスケジュールを過ごされています。でも、そんな忙しい合間をぬって、また、今日のようなせっかくの休日を利用してまで、吉村の個展に足を運んでくれるのです。まったく頭の下がる思いです。感謝、感謝です。僕のようなフリーで生きている人間って、そんな編集者の方々がいるからこそ輝けるのです。別の言い方をすれば、もっともっといい写真を撮ろうという意欲がわいてくるのです。
●4時半から業者の方が額の取り外し作業をはじめ、5時にはすべての梱包が終わりました。何と大きな段ボール8箱! それがすべて美術搬送用の木枠に入れられ、明日には名古屋のキヤノンサロン着です。それにしても日本の物流って、すごい早さですよね。
●今日はタクシーで自宅に戻りました。なぜなら皆さんから頂いた祝花を持って帰りたかったからです。銀座から大島へ場所を移しましたが、今でもリビングやマンションのエントランスで綺麗に咲き誇っています。ありがとうございました!
●先ほど、紅茶を飲んで、お菓子を食べて、ホッと一息つきました。いまだに高いテンションを引きずっているため、今晩も熟睡できないかもしれませんが、6時間は寝る予定でいます。明日は横浜。そして火曜日からレンタカーを借り、5日間の国内取材(北信州)に入ります。